さとうと、タヴィにゃの日常に起こったあんな事やそんな事
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「河童のクゥと夏休み」見てきました


試写会行ってきました。

少しテンポがゆったりしすぎている感もありますが、後半になるとそのテンポが心地良かったりもします。

アニメで、子供向けと言うよりは、大人の方が心にグツ!!と着ちゃいそうです!

クゥや犬のオッサン等は、スゴク良く描けているのですが、人間のキャラクターの描き方が雑と言うか・・・わざとなのか動画がムラがあるし、CGも少し使っているけど、とてもアナログな、昭和の香りのする映画でした。
(今時こんなに荒い動画ってのも・・・???しかも映画だし、やっぱりわざと狙ってなのかしらん??)

話はとても心に染み入るいい作品です。
大笑いとか大泣きではないですが、しみじみと笑えて泣けます。
結構お勧めです♪

以下感想はネタバレありなので


夏休みに入る前の学校からの帰り道で小学生の康一が、石の中に閉じ込められているクゥを偶然見つけるところから話が始まります。

どうやら、動物好きなお父さん(ココリコの田中さんが声)のプッシュもあり、康一に「クゥ」と名づけられた河童と
康一、妹両親に犬のオッサンの家族の下で暮らすことになったクゥ。

お父さん役の田中さんが思ってたよりも良かったのですが、声に特徴がありすぎて、ご本人の顔が浮かんできちゃうのがf(^^;) ポリポリ
同じ意味でガレッジのゴリさんも声優ででてますが・・・こちらはキャラも本人とそんなに違和感も無く、会場受けてました(笑)

地震で地中に埋もれて何百年も経っていたクゥにとって、今の人間社会は自分の住む世界では無くなっていた。
自分の仲間を求めて康一と遠野へと河童を探す旅に出させる。
そこで、自然の懐に抱かれながらも自分の仲間がいないことに、呆然としているクゥを慰めようと海に連れて行く康一。

康一にとって、大切な友達になったクゥを庇いたい守りたい、クゥの為に何かをしてあげたいと思いやりを持つ、心の成長がとても丁寧に綺麗な遠野の背景の中で描かれている。
その中でも、24時間TVカメラを回して河童の姿を撮影しようとしていたり、河童捕獲者には1000万などと言う、現実も織り込まれていて、ただの綺麗な御伽噺にしてないのは、好感をもてます。

落胆の気持で帰宅した二人を待ち構えるマスコミ。

小学生を大人二人がかりで押さえ込んで、写真を無理やり撮ろうとする出版社の者。

大騒ぎするマスコミ、可愛いと言う者、得たいが知れないモノは排除すべしと言う者、騒ぎ立てる野次馬。

観ていて、とても不快で怖いと思ってしまう光景ですが、それこそワイドショーなんかで、しょっちゅう現実の生活で目にする光景なんだよなぁ〜とリアルな感覚に訴えてきます。

結局お父さんの仕事の関係で、TVに出演することを了承したクゥの、律儀で恩には報いるの姿勢がとても心に刺さります。

自然や神様と共に有るクゥは、誠実で情に厚く心優しいモノとして描かれていて、彼が人間と生活していくと自分が自分で無くなる。人は妖怪や神の居所さえもその欲望で奪っていくがその代わりに魂をなくしてしまうと、死んだ父からも教えられ、そうしたら、死んでいった両親や仲間に会えなくなると語る口調は、責める訳でも嘆く訳でもなく、ただ有るがままに事態を受け止めていて、いっそ恨みがましく叫ばれる方が心も痛まないのにと涙が出ました。

TV出演で人間に殺された父の手と再開し、混乱し逃げるクゥを助けに入る犬のオッサン(このオッサン自身ののエピソードも泣けます(T_T))
クゥを背中に乗せて逃げ惑ううちに車にはねられてオッサンは死んでしまい、その事実に自分のせいだと自分を責め人間だらけの街に絶望し疲れ果てて死を望んだときに、竜神がやってきて河童にとって命の水を与える。
ここで、なにか大事が起きるのかなぁ〜と思ってしまうあたり、刺激を求める自分に反省してしまうような展開になるんですが(笑)

クゥが最後に、康一の下を離れて別の地の妖怪に匿われる事になって、その地の神に「自分が生きていく為の水と魚を与えてください」と祈りるその姿は、人として忘れちゃいけないのに、忘れがちな姿なんだよなぁと、またまた反省・・・

自分をかくまってくれる妖怪に、自分の名前を『クゥ』と名乗り「人から貰った名前だ。」「落ち着いたら仲間を探しに旅に出る。そして、康一に会いに行く」と言ってくれるクゥは、どこまでも純粋で誠実で、心が洗われるようでした。

キャラも目を引くような華やかな絵柄じゃないし、話も奇をてらうことなく誠実な作品でした。

結構色んなところで泣けて、色んなキャラに感情移入もでき、見終わってしみじみ余韻の広がるいい作品でした。

心が弱った時に何度も観たい映画です。







ジャンル:映画 テーマ:"夏休み おすすめファミリー映画"
2007⁄07⁄22 01:59 カテゴリー:映画 comment(0) trackback(1)
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